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ペクチン(その3)
連日、ペクチンの話題が続いています。
今日は「ペクチンLM-SN-325」について。
LMタイプのペクチンで、主にジャム用ですが、乳製品との相性もよく、ミルクプリンに利用
されることも多い製剤です。
例えば、ミルクプリンを仕込んだ時に、一般的なカラギーナン製剤よりもセット温度が低いこと
から大量生産時に充填ロス(ゲル化が高い温度から始まり、外気温が低い場合など、
ある程度の所まで充填が進むとデポジッターの先で詰まってしまい規定量が取れないことが
おこり得ます)を低減します。
セット温度が低め、ということは、作業をする人の事故を防止することにも役立ちます。
酸味料などは添加されていませんので、応用範囲の広い製剤となります。
反対に、利用目的に合わせたミックス製剤ではないため、配合に対する添加量が少なく、
少量の仕込みには適さない場合があります。
ジャムに利用する場合は、低糖度に対応し、ゲル化しますが、酸味料添加の製剤では
ないため、クエン酸などで、ph調整をする必要が出てきます。(ゼリー化最適ph3.2~3.6)
ペクチンとひと口に言っても、その働きと性質は様々。目的に合ったものをチョイスする
きっかけにこのブログがお役に立てると嬉しいです。
※ちなみにTFOODS扱いのペクチン製剤は全5種です。