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糸のお話

東京・世田谷は曇り空。今にも雨がパラパラ降りそうなお天気です。
皆様がお住まいの地域はいかがでしょうか?

さて、今日は材料とは直接関係ないタイトルで「糸のお話」。
これだけでピンと来た方は、相当鋭い方ですね!

いわゆる大袋(おおたい、と読みます・・・)の材料は、小麦粉、糖類、他にも
乾燥卵白、ペクチンなど小麦粉以外の粉類も25kgや30kgの大袋があります。
通常、茶袋(2重構造だったり、中に吸湿しないようビニールが入っているものもあり)に
入っていますが、この口を綴じているものが、昔は「糸」でした。

製粉会社さんは、現在、ほとんどこの「糸タイプ」は持ち合わせていないそうです。
熱でシーラーして接着させてあるタイプがほとんど。
昔ながらの糸綴じタイプは、フランス産薄力粉などの輸入ものシリーズ。
あとは、粉類で何種類か残っている程度です。

この「糸タイプ」開けたことがある人には懐かしい、と思います。
日本ならでは?なのか、分かりやすいタイプは、赤い糸と組み合わされて、
とある部分をとくと、スルスルスルーーーーっと気持ちよく取れていきます。
でも失敗するといつまで経っても開かないのです。

このスルスルーーーというのが、気分爽快で、ついついフランス産小麦の大袋を
見ると開けたくなってしまうのでした。

フランスで修業していたパン屋さんに、その話をしたら「そう言えば、フランスでは
まだまだ粉袋は、糸のものが多いかもしれない、けれど、スルスルはずすというよりは、
スケッパーでザクっと切り取ってしまうことがほとんどだった」とのことでした・・・。
このやり方は、異物混入につながるから、よろしくないそうですが、
スルスルして楽しいのは日本人ならではの感覚、なのでしょうか?

皆さんは、いかがですか?(そんな袋見たことない方ばかりかもしれませんね・・・)

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